てんとう虫blog

日々の出来事や考えた事などを書いていこうと思っています

出産レポ

2019年1月18日 12時29分 女の子を出産しました!

怒涛のような日々の子育てに追われてすでに記憶が曖昧ですが、忘れないうちに、記録。

 

11日  赤ちゃんが低体重でなかなか増えないため、1週間の管理入院。

          1日4回NSTで赤ちゃんと私の状態を確認。

         低体重のため、制限はないけどできるだけゴロゴロする。

15日  診察。赤ちゃんに特に異常はなく、とても元気。体重は2300gってところ。

          11日よりは少し増えたかな。次の診察は金曜日。

16日  21時半頃、ベットで寝返りをする時にドロっと経血のようなものを感じて、

          おしるしかなと思って慌ててトイレに行ったらチョロチョロとおりもの混じりの透明な液体。

          ナースステーションで「破水したかもしれないです」と言ったら分娩室に通されて、

          リトマス紙みたいなのですぐ調べてもらえて「うん、破水ですね」と。

          まだ陣痛は来てないものの、陣痛室に移動して1、2日は自然分娩を待つらしい。

          母と夫に連絡。母には翌朝から来てもらうことに。

          破水してるので感染防止のため抗生剤を食事毎に飲みます。

17日  3時頃から軽い陣痛、この時はまだ15分間隔くらい。

          陣痛室は大部屋だから、他の人が陣痛に耐えてる声も聞こえてくるし、

          破水してるから、羊水がなくなったら赤ちゃんが産道通りにくくなってお産が大変になったら

          どうしようと不安だし一睡もできなかった。助産師さんに聞くと、羊水が全部なくなることは

          ないから大丈夫と言われたけど、でも不安だった。

         (実際、姉のお産も破水から始まり、上から押されるわ下から吸引するわ産道ズタズタで

          難産だったと聞いていたから)

          夜中に調べてたら、もし羊水が足りなくなった場合は食塩水?を注入するとか…

          朝6時、母到着。7時より産科の先生による内診。とにかく内診が苦手。

          子宮口がまだ1cmくらいしか開いておらず、「うわーきっついなぁ」と言われた。

          「水分吸って膨張する棒を入れて子宮口を拡大します。破水してるので早めに出したいし、

          土日は促進剤使えない(?)ので、今日明日にはお産だと思ってください」とのこと。

          超小さい5cmくらいのライトセーバーみたいな棒を10本も入れました。

          硬いタンポンが入ってるような感覚。タンポンも苦手だから辛かった…

          普通は陣痛→子宮口拡大→破水→出産 なんだろうけど、私の場合は逆パターン。

          段々と陣痛が強く間隔も狭くなってくる。母にNSTの見方を教えてあったので、

          陣痛がくる感覚で腰をさすってもらってた。

          23時、夫到着。母と交代。

18日  夜中にトイレに行くように言われて行った。すごく硬くて大きなウ○チが出た。

          陣痛室に戻ったら、それまで6〜7分間隔できてた陣痛が20分間隔に遠のいた。

          2人で眠気と闘いながら陣痛を耐えた。

          子宮口が開いてくると膣に入れた棒が抜けたり、羊水が漏れるような感覚があるらしいけど、

          全く無く、依然として棒で栓されてるような感じ。

          朝ごはんは少しだけ食べた。

          9時にまた診察。分娩台で先生による内診と入れてた棒を抜く。

        「お〜!4〜5cmってところだね、いい感じいい感じ〜!」

          いい感じなの?まだ4〜5cmて…もう産んじゃいたい。

          先生より「これから促進剤を使っていきます。なかなかお産が進まなかったり、

          赤ちゃん苦しそうだったりしたら帝王切開になります」と言われた。

          担当してくれてる助産師さんに、「今日産まれますか?」と聞いたら、

        「促進剤は人によって効き方が違うけど、まぁ、今日が勝負だね。」と言われた。

          若い助産師さんに変わって促進剤を入れる。すごく太くて長い針。内心、刺すところ見ながら、

          そうじゃないと思うなーと思ってたら案の定2回も失敗される。

          ベテラン助産師さん戻ってきてくれて点滴し直し。

          今度は一発で成功したけど、ベテラン助産師さんでも手がブルブル震えてた。

          後で聞いた話だけど、輸血にも使う針なので太めだそう。

          促進剤始めて夫が分娩室に呼ばれ、引き続きさすってもらう。

          9時半から促進剤始めて、あっという間に効き始めて、どんどん陣痛が強く短くなる。

          ベテラン助産師さんは35歳くらいの方で、お産の準備をテキパキとこなしながら、

          陣痛の波が来ると腰のツボを押してくれたり、足の安産のツボを押してくれたり、

          足をあっためてくれたりした。手がふわふわしてて、あったかくてありがたかった。

          できるなら夫の代わりにそばにいて離れないでー。不安だから分娩室に夫と2人にしないでー笑

          陣痛はどんどん強くなっていき、促進剤の副作用なのか寒くなったり暑くなったり

          手が震えてきたり呼吸が浅くなってきたりしたので抗生剤も点滴を始めた。

          意識も朦朧としてきて、声を出さずにいられなかったが、声を出すといきんじゃうらしく、

          鼻から吸って口から吐くことに集中してと言われた。

          途中内診があって、「7〜8cmかぁ。でも赤ちゃん小さめだからもしかしたらいけるかも⁉︎」

          となり、分娩することに。

          その前に、帝王切開になったときのため、心電図とレントゲンを撮られた。

          痛みに耐える中、背中の下に硬い板敷かれて息吸って止めるとか苦行…

          分娩開始になり、ぞろぞろと人が集まってきて、股を開く格好に。

          この体勢も股関節が硬い私には結構辛い…

          子宮口に手を入れられてグリグリと広げられる。しかも自分でウ○チが出てる感覚がある…笑

          ウ○チはすばやく処理してくれて、夫に気づかれないと思ったが、

          ある助産師さんが「この下痢終わったらね」って言って、あー絶対バレたー笑と思った。

          でもそれどころではないのでもう気にしないことにして、

          とにかく子宮口をグリグリ広げられ、お尻の穴もグリグリされて、股関節は痛いわ腹は痛いわ

          大変だった。

          途中、「会陰切開しまーす」と言われ、やっぱり切るのかー!と思ったけど、拒めないし。

          パチンと音がしてちょっと切られたのがわかったけど、噂に聞いた通り痛みは全然比でもない。

          いきむのを我慢する時間よりも分娩開始してからの方が楽だったかな。

          私の中では鼻からスイカって感じよりも1週間出てなかった硬い太いウ○チだすような感覚?

          なかなかコツが掴めなかったけど、「上手上手!」と褒められてる時はウ○チ出すような感覚。

          それに気がついたのは何回目かの波の時。「なんか挟まってる感覚ある⁉︎」と聞かれ、

          うん!と言ったら「触ってごらん!頭半分出てるよ!」と。股の間を触ってみたら

          生温かくて、毛が生えてて、プニプニしてて段差のある頭。

        「あ!プニプニしてる!」と言ったら笑われた。

          頭が出たら、「もう力抜いていいよー」と言われて、肩が出てスルンと赤ちゃんが出てきた。

          足と手を前にビーン!と出してて小さくて可愛かった。

          すぐに大声で泣いて「おー泣いてる泣いてる!」って褒められてたな。

          小さいからか多呼吸ですぐに保護器入りだったのでカンガルーケアはできなかった。

          しばらく放心状態で、夫と「ガッツ石松系だったね」なんて話をしてた。

          書いてなかったけど、夫はずっと腰をさすっててくれて、いざ出産ってときには、

          「大丈夫だよ、私ちゃんならできるよ、つむも私ちゃんもすごいよ、もうすぐだよ、

          あと何回だよ、吸ってー吐いてー」などなどたくさん声をかけてもらいました。

          余裕なくてガン無視だったし、さするの下手だし吸って吐いてはいちいち間違ってたけど、

          ちゃんと聞いてたからね。ありがとう。

          赤ちゃんが出た後は臍帯血とって、胎盤がドゥルンと出てきて、会陰縫った。

          看護師さんに、「赤ちゃんが小さかったのって胎盤とかから分かるんですか?」と聞いたら、

          「んー、胎盤がちょっと小さめだったのと、へその緒がちょっと細めだったからかなぁ」と。

          私が分娩台でしばらく動けない間、夫が呼ばれて足型とったり写真撮ってきてくれたりした。

          促進剤入れ始めてから3時間、結構あっという間に終わったような感覚でした。

          生まれてきてくれて、ありがとう。